【NewChallenger Vol.11】 The New Gate 松下 宇流麻さん

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高崎から世界へ 一流のIT製品を送り出す

The New Gate(ニューゲート)
代表取締役社長 松下 宇流麻さん

400人を抱える開発系のIT企業に

 高崎市文化会館の隣にオフィスを構える「ニューゲート」。最新のIT技術を使い、自社で画期的な製品を開発する急成長企業だ。社長は28歳の松下さん。23歳で起業し、現在は152人のスタッフを抱える。今期末までに400人まで増員する予定という。
「当社が最も力を入れているのは、インターネット上で商品やサービスの売買を行うEコマースです」と松下さん。カナダ生まれのプラットフォーム「Shopify」をいち早く活用し、ネットショップの開設、構築を手助けする。
 また、自社の開発商品としては、IT技術者を養成する教育プログラム「CyTech(サイテック)」や、リモートワークが盛んな今、社員間のコミュニケーションを育むバーチャルオフィス「REMOTIVE(リモーティブ)」がある。いずれも多くの企業から支持されている商品だ。

業界を変えるようなチャレンジをしたい

 松下さんが生まれ育ったのは東京都港区。高校時代、草野球チームの先輩Aさんの影響で、ITに興味を持った。
 都内のWEB制作会社やAさんが創業したアメリカのIT企業で勤務をしながら、「世界を変えるようなチャレンジをしたい」という想いを募らせた。
 帰国後、「ここで自分のビジネスを展開しよう」と選んだ土地は高崎だった。自然が豊かで東京にも近い。「高崎から世界へ、一流のIT製品を送り出すこと」を決めた。
 昨今、高齢者福祉施設の厨房で使用するシステム「Saishoku Cloud」を開発した。「硬いものはダメ、脂分が多いものはダメなど高齢者福祉施設では利用者様一人ひとりの状態に合わせて食事を提供しています。食材の手配も複雑で、アナログな作業では発注ミスが起こりがち。それをITで解決するシステムです」と話す。
 「世界を見渡すと、日本のITは一周遅れている感じ。最新の情報をキャッチし、業界を変えていきたい」と積極的にビジネスを展開する。

松下 宇流麻 ― プロフィール ―
1993年、東京都生まれ。28歳。法政大学経営学部中退。都内のWEB会社やアメリカのIT企業での勤務を経て、2018年、高崎市に、「ニューゲート」開業。東京をはじめ全国5箇所に支社を構える。趣味は野球、ゴルフ、ボウリング、登山。

ニューゲート
高崎市請地町1-9
https://thenewgate.co.jp

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