目次
トマト使いの名手「トラットリア ウメ」
お店に一歩入ったとたん、「ここは美味しいぞ」と予感した。流れている空気がなんだか本場イタリアっぽい。
予感は的中。ランチセットのサラダから本格的だった。緑濃いケールの上に、3日間かけてマリネしたトマトが乗り、自家製のフレンチドレッシングで和えてある。手間暇かかった一品だ。
パスタはオイルベースのボンゴレビアンコと、トマトソース系のチョリソーのアラビアータを食べてみた。
「ランチのパスタは早くお出しするため1・7㎜、ディナーは1・9㎜を使います」と若きシェフの梅山優太さん。
茹で具合は理想的なアルデンテ。そこにオイルやソースが絶妙に絡み合い、どっしりした味わいになっている。特にトマトソースは旨味が凝縮されている感じ。
添えられたフランスパンで、一滴残らずソースをぬぐって食べる。それほど旨い。
サラダのトマトといい、パスタのトマトソースといい、こちらのお店はトマトの使い方がお上手。ディナーのメニューにあるブルスケッタも美味しいんだろうな。
聞けば梅山さんは銀座の南イタリア料理と薪窯ピッツァの店「メルジェリーナ」で腕を磨いたそう。
黒板に書かれたおすすめメニューも充実している。ワインはボトル3800円からと比較的リーズナブル。これは夜に再訪するしかないな。
トラットリア ウメ
住所/高崎市請地町19-1
電話/027・395・0338
営業/【昼】11時~15時【夜】17時~23時
休日/月曜休、不定休あり