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濃厚カレーうどんの中毒性
丼から立ち上る香りにまず食欲をつかまれる。どろりと濃度のあるカレーのつゆに、不ぞろいの太さの田舎うどん。見た目からして個性的だ。茹で上げ300gと量もたっぷりで、箸を入れた瞬間からずしりとした重みが伝わる。具は豚バラ肉と、山盛りのしゃきしゃきネギ。湯気とともにスパイスの香りがふわりと広がる。
ルーは市販品ではなく、5種類のスパイスを合わせて一から作るという。辛さは控えめだがコクは深く、濃厚なつゆがうどんにしっかり絡む。ひと口すするごとに舌にまとわりつくような旨味を感じ、箸がどんどん進んでいく。
うどんには群馬県産小麦「きぬの波」と「あかぎ」を7割使用。見た目は素朴だが、もちもちでつるりとした食感があり、濃厚なカレーにも負けない存在感だ。
オープンは昨年10月。「『コンニャク屋をやってなかったら、うどん屋になればよかった』というおじいさんの言葉がきっかけでした」と語るのは社長の堀口晋吾さん。祖父は下仁田町で70年続くコンニャク会社を営んでいた。夕方になると毎日のようにうどんを打ち、来客に振舞っていた。「特別なものは入れてないけど、それがものすごく旨くてね」と振り返る。
祖父の味を再現した看板の肉汁うどんは、甘じょっぱいつけ汁に豚バラ肉が入り、400gのざるうどんを豪快にすすれる一杯。
それ以外のメニューもボリューム満点。堀口商店のうどんには「お腹いっぱい食べてほしい」というもてなしの心がつまっている。


新粉金印うどん 堀口商店
住所/高崎市浜尻町593の1
電話/027・384・2331
営業/11時~14時、18時~21時30分
休日/無休

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