たかさき美味めぐり Vol.53 「PIZZERIA BACI(ピッツェリア バーチ)」

水牛モッツァレラのマルゲリータはランチAセットで1900円
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4種の粉から生まれる香り立つピッツァ生地

 パチッ、パチッ。ナポリ生まれの大きな薪窯から、薪のはぜる乾いた音が響く。圧倒的にピッツァに自信を持つ店で、水牛モッツァレラのマルゲリータを味わった。

 注文が入ってから生地を伸ばし、具材をのせる。ピッツァ用パーラですくい、約500度に達する窯の中へ。ぷくぷくと生地が膨らみ、わずか90秒で焼き上がる。縁は大きく立ち上がり、焦げ目は均一。中央には白いチーズ、真っ赤なトマトソース、鮮やかなバジルがとろりと溶け合う。

 これは瞬時に食べるに限る。手早く八つに切り分け、手づかみで頬張る。チーズの伸びがよく、生地はふんわりもっちり。水牛モッツァレラはミルク感が強く、コクが深い。それに負けないのが生地の存在感である。

 「イタリアの粉を2種、日本の粉を2種、合わせて4種をブレンドしています」と話すのは店主の麻生一毅さん。理想とする生地について尋ねると、「焼いたときの縁の上がり方、粉の風味、食べたときの軽さ、そして冷めても柔らかいこと」と返ってきた。

 確かに、その条件はすべてそろっている。重さはなく、最後まで軽やかだ。水牛モッツァレラのマルゲリータは特別メニューで、ランチタイムの通常マルゲリータに600円を追加する形だが、その価値は十分にある。

 店は2014年にオープン。麻生さんは都内や県内のイタリアンで修業を重ねる中、薪窯で焼くナポリスタイルのピッツァに出会い、そのおいしさに衝撃を受けたという。「こんなに違うのか」。その感動が、この一枚に凝縮されている。

 ランチタイムはピッツァ5種類のほか、限定10食でラザニアも用意。ホワイトソースのまろやかな味わいを、こちらも薪窯で仕上げる。

オーブン替わりに薪窯を使い、ラザニアをアツアツに
薪窯と対話する店主の麻生さん

PIZZERIA BACI(ピッツェリア バーチ)
住所/高崎市連雀町21の1 連雀町ビル1F
電話/027・395・4846
営業/11時30分~14時(L・O)
   18時~22時(L・O)
休日/月曜、第1・第3火曜(祝日は営業、翌日休み)

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