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赤と白 食べ比べ

店の前を通る度、「やきめし屋」の文字が気になっていた。「僕の出身は宮崎で修業したのは大阪。西の方では炒飯をやきめしと言うんですよ」と店主さん。
やきめしには赤と白の2種類がある。食べ比べてみよう。
まずは赤から。卵、青ネギ、チャーシューという基本の具に、ニンジンが鮮やかな色を添える。レンゲですくうと米は良い具合にパラッパラ。そして1粒1粒にしっかり香ばしい味がついている。
「寿司屋が酢飯をつくるように、米の仕込みには力を入れています。炊く前の水分量や寝かす時間、炊きあがったあとは下味を付け、乾燥しないよう工夫しています」という。単に白米を炒めるだけではないのだ。
白は、基本的な味は赤と同じだが、粗みじんにした玉ネギが入る。少し生っぽくて、サクっとした食感が抜群。個人的には白、かなり好きだなあ。
植竹さんはラーメンも美味しい。杯数限定の加賀の和醤油ラーメンをいただいた。長崎・平戸産の焼きあごのほか、数種類の魚介出汁を使ったスープは澄んで黄金色に輝いている。中細ストレートの麺は力強い。石川県の伝統的な大野醤油が全体をまろやかに包み込んでいる感じ。
ラーメン店はラーメンが主役で炒飯は脇役のイメージがあるが、こちらではやきめしとラーメンがW主役。2017年のオープン以来、高崎っ子に愛され続けている。


やきめし屋 植竹
住所/高崎市飯塚町743の8
電話/027・368・0743
営業/11時~14時、18時~21時
ラストオーダーは30分前
休日/火曜休