家族みんなで楽しい初詣 安産子育ての宮「山名八幡宮」今年のテーマは「出世」

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来年は午(うま)年。馬は古くから「成功」や「飛躍」の象徴とされ、山名八幡宮でも新年に向けて、山名義範の足跡を重ね合わせるように、新しい1年を力強く歩み出すための縁起企画が準備されている。新しい1年を前向きに踏み出したい人にぴったりの初詣となりそうだ。

目次

午年に込めた願い

 令和8年の山名八幡宮の初詣テーマは、午年にあやかり「出世」。古くから馬は成功や飛躍を象徴するとされ、辞書でも「世に出て、富を得たり立派な地位・身分となること」とある。家族の平穏とともに、自分自身や子ども・孫の成長と飛躍を願うのにふさわしい一年となる。

西を向いて建てられた神馬像

山名義範の出世物語

 山名八幡宮を創建した新田義範(よしのり)は、小さな山名郷を与えられたことから「山名」と名乗るようになった。平家が勢力を振るう中、源頼朝の挙兵にいち早く馬で参じ、多くの合戦で功績を挙げた。特に「吾妻鏡」にも記されている一ノ谷の戦いでは、源義経とともに馬で崖を下る奇襲「鵯越の逆落とし」を成功させ、名を高めたと伝わる。その働きにより「伊豆守」に任じられ、頼朝の懐刀として鎌倉で活躍した。

山名一族の繁栄

 義範の没後も山名一族は繁栄を続け、8代目には全国の六分の一を所領地としたともいわれる山名宗全が登場。応仁の乱では西軍の総大将として名を残し、名実ともに大名家へと成長した。一族は山名郷を離れた後も山名八幡宮を厚く崇敬し、馬や金品を奉納した記録が「蜷川文書」に残されている。小さな郷から大きな躍進を遂げた山名氏の歩みは、まさに“出世の象徴”といえる。

梅の花は縁起が良く開運と出世の象徴

参拝がもっと楽しくなる お正月企画

 そして毎年、多くの参拝者が長い列をつくる山名八幡宮。今年はその待ち時間も楽しめるよう、1回100円で引ける「ウンダメシ」が初登場。空くじなしで、午や出世にちなんだ縁起物が必ず当たる。また、毎年好評の干支くじ(1回1000円)も実施される。さらに、毎月デザインが変わる人気の御朱印は、お正月限定版となり、こちらも参拝の楽しみとなりそうだ。

「ウンダメシ」で当たる!
FAMILY ON BOARDのステッカーが新登場
お正月限定の御朱印

家族で迎える明るい一年

 家族そろって一年の幸せと出世を願い、にぎやかで楽しい初詣を。安産子育ての宮として親しまれる山名八幡宮で、新しい年を晴れやかに迎えてみてはいかがだろうか。

高崎市山名町1510-1
☎027・346・1736
Mail : info@yamana8.net

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