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毎日作るコシの強い自家製麺

2009(平成21)年の開店以来、「毎日、麺を作って、スタッフで味見しています。餃子の皮も自家製なんだよ」と店主の小暮厚さん。手間ひまかけた仕事にこだわりを持つ。
人気の肉味噌ラー麺を注文した。「おまちどうさま」。大きな丼で運ばれてきた。鶏ガラから取ったすっきりとしたスープの醤油ラーメンの上に、豚バラ肉とキャベツの辛味噌炒めがたっぷりと乗っている。
それぞれの味を楽しみたいのでかき回さずに、まずは具から…。豚肉は厚みがあって大きくてとにかく柔らかい。「下処理をしっかりしているからね」と小暮さん。程よく絡んだ味噌も美味しいなあ。
キャベツは大ぶりのざく切りで、火の入れ方にコツがあるのだろう。甘さが際立つ。
いよいよ麺に行こう。艶がある中太ストレート麺。コシが強く、食べ進んでいっても伸びないのがいい。
最後は全体を混ぜて、一気に食らった。うーん、バランス最高。
連れが頼んだのは、店主おすすめの「四川風汁なしマーボー麺」。マーボー麺というと麻婆豆腐のかかった麺を彷彿とするが、まったく別物だった。

豆腐だけでなく、タケノコやモヤシ、ニンニクの芽など食感の良い野菜の入ったマーボー餡がかかっている。
「この餡はうちの名物。ラーメンや焼きそば、石焼きのご飯にかけても旨いんだよ」とのこと。
ピリ辛でトロトロ。暑い夏のスタミナ作りにはぴったりだ。夏バテしそうになったら駆け込もう。

中華ダイニング海菜楼
住所/高崎市貝沢町1185の3
電話/027・315・1400
営業/11時半~14時(L・O13時半)
18時~21時(L・O20時半)
休日/火曜休(ほか臨時休業あり)